雅亮会雅楽練習所練習生内規

天王寺楽所 雅亮会雅楽練習所練習生内規

第1条(目的等)
1 天王寺楽所雅亮会雅楽練習所(以下、「本練習所」という)は、天王寺舞楽・雅楽を正しく 伝承し後継者を育成することを目的とする。
2 本練習所の事務所所在地を以下のとおり定める。
〒556-0014 大阪市浪速区大国2丁目2番27号(願泉寺内)
3 本練習所の所長は天王寺楽所雅亮会(以下、「雅亮会」という)理事長が兼務する。

第2条(本練習所の構成)
1 本練習所に本科と別科を開設する。
2 本科には鳳笙科・篳篥科・龍笛科を置き、それぞれの科に初級1、初級2、中級1、中級2 及び上級クラスを設ける。
3 別科には鳳笙科・篳篥科・龍笛科及び打物科・絃科・舞科を置く。

第3条(講義)
1 本科初級1、同2の講義年度は隔年4月1日から翌年3月末日までとする。ただし、本練習 所は、随時、本科初級1、同2の講義年度を、隔年から毎年へ変更することができる。
2 本科中級1、同2、本科上級、及び別科の講義年度は、毎年4月1日から翌年3月末日まで とする。
3 本科、別科とも、講義日及び講義場所は、別途カリキュラムで定める。
4 講義の時間帯はそれぞれ以下の通りとする。
(本科)初級1・初級2・中級1・中級2    午後6時~7時20分
上級                        午後7時30分~8時50分
(別科)                      午後7時30分~8時50分
5 本科、別科とも受講者の募集人数は若干名とし、具体的人数については、講義年度ごとに本 練習所が決定し、事前に告知するものとする。

第4条(本科受講申込資格)
本科は、雅亮会会員であるかを問わず、受講の申し込みができるが、雅亮会会員にあっては、自 己の持ち管以外の科を申し込まなければならない。ただし、雅亮会入会後3年間に限っては、上 級クラスにおいて、自己の持ち管の科を申し込むことができる。雅亮会会員でない者による受講 申し込みは、経験の有無にかかわらず、いずれか一つの科における初級1クラスからの申し込み とする。

第5条(別科受講申込資格)
1 別科の鳳笙科・篳篥科・龍笛科の受講を申し込むには、雅亮会会員であることを要し、自己 の持ち管以外の科を申し込むことはできない。
2 打物科・絃科受講を申し込むには、雅亮会会員としての経歴を5年以上有していることを要 し、打物科と持ち管を同時に申し込むことはできない。
3 舞科受講申込資格については、別途、定めるものとする。

第6条(申込審査)
前2条の規定によってなされた受講申込は、申込資格の有無、保証人の有無、その他雅亮会が適 切と判断する一切の事情を考慮して本練習所が審査し、その受講の可否を決定する。なお、本練 習所の決定は最終的なものであり、不服を申し立てることはできない。

第7条(入所手続)
受講申込を許可された者は、別途定める日時・場所において入所手続きを行い、指定された日ま でに入所費及び受講料を納入しなければならない。

第8条(聴講)
前4条の規定にかかわらず、雅亮会会員は、所定の申込用紙にその都度必要事項を時間ごとに記 入し事前に申込みをすることで、別途定めるカリキュラムに従い、本科または別科の聴講をする ことができる。ただし、別科の受講生が本科または別科を聴講する場合には、自己の持ち管以外 の科を申し込むことはできない。

第9条(更新手続)
1 講義年度における出席すべき講義日数を半分以上出席した者(休学者を除く)は、次年度の 受講更新を請求することができる。
2 本科上級を修了した者または修了見込者の更新請求は、本人の希望により初級1、同2(た だし、いずれも次年度に講義が開講される場合に限る)、中級1、同2、上級のいずれかを 選択して更新請求できる。
3 前2項の規定によってなされた更新請求は、本練習所が適切と判断する一切の事情を考慮し て本練習所が審査し、その更新の可否を決定する。なお、本練習所の決定は最終的なもので あり、不服を申し立てることはできない。
4 更新を許可された者は、指定された日までに受講料を納入しなければならない。

第10条(進級)
1 本科初級1、初級2、中級1、中級2のいずれかに籍を有する者は、前条で定める更新請求 とともに、より上位の級への移籍(以下、「進級」という)を請求することができる。
2 初級1から初級2、初級2から中級1、中級1から中級2への進級が求められるためには、 講義年度における出席すべき講義日数を半分以上出席しなければならない。
3 中級2から上級への進級が認められるためには、以下の要件を満たさなければならない。
(1)講義年度における出席すべき講義日数を半分以上出席したこと。
(2)第11条で定める審査を受けて認定されること。

第11条(進級審査)
1 各科、中級2から上級に進級する場合、進級審査が実施される。希望する練習生は進級審 査申込用紙を提出し、その指示に従って審査を受けることができる。審査判定が合格の場 合は進級を認める。
2 伝染病・天災などやむを得ない事由により、審査を受けられなかった場合は、後日速やか に担当講師に申し出て、その指示に従って再審査を受けることが出来る。

第12条(上級修了認定)
1 上級を修了したと認められるためには、以下の要件を満たさなければならない。ただし、すでに上級修了の認定を受けている者が再度上級を受講している場合はこの限りではない。
(1)講義年度における出席すべき講義日数を半分以上出席したこと。
(2)各管に設置された判定会議において、上級修了相当の認定を受けたこと。

第13条(諸費(本科))
1 本科の諸費は次のとおりとする。諸費の支払方法は、すべて郵便局での振込み納入とし、振 込手数料は受講者負担とする。入所費・受講料は年度始めに一括払いとし、公演会協力会費 は別途、本練習所の指示に従い一括にて支払わなければならない。なお、公演会協力会費の 金額は、変動する場合がある。
入所費(新規入所者)・・・・・30,000円(入所時のみ)
受講料・・・・・・・・・・・・・・・・・・・70,000円(入所時・更新時)
公演会協力会費・・・・・・・・・・・12,000円(指示日までに雅亮会公演会会計に納入のこと)
2 一旦納入された諸費は理由の如何にかかわらず一切返金しない。
3 受講料・公演会協力会費を納入期日までに納入できない場合、予め受講生は、それぞれ受講 料延納願書または公演会協力会費延納願書を所長まで提出し、その許可を受けなければならな い。

第14条(諸費(別科))
1 別科の諸費は次の通りとする。諸費の支払方法は、すべて郵便局での振込み納入とし、振込 手数料は受講者負担とする。入所費・受講料は年度始めに一括払いとする。
入所費(新規入所者)・・・・・10,000円(入所時のみ)
受講料(会員)・・・・・・・・・・・・35,000円(入所時・更新時)
2 舞科・絃科に関する諸費は別途定める。
3 一旦納入された諸費は理由の如何にかかわらず一切返金しない。
4 納入期日までに受講料を納入できない場合、予め受講者は、受講料延納願書を所長まで提出 し、その許可を受けなければならない。

第15条(発表会)
発表会は、担当理事の指導のもと、実行委員会によって運営されるものとする。

第16条(鳳笙の修理及び調律の経費)
受講者が鳳笙科担当の講師に鳳笙の修理及び調律を依頼した場合は、別途定めるところに従 い経費を支払わなければならない。

第17条(篳篥の舌の経費)
受講生が篳篥科担当の講師が用意した舌を求めた場合は、別途定める経費を支払わなければ ならない。

第18条(鳳笙の貸出し)
1 鳳笙の借用を希望する受講生は、鳳笙科担当理事(以下「担当理事」という)に所定の借用 書を提出し、3項で定める経費を支払わなければならない。
2 貸出用の鳳笙の管理は鳳笙科担当講師が行うが、貸出の決定権限は担当理事が有する。
3 貸出経費は、以下の通りとし、担当理事が徴収する。
① 保証金     50,000円
② 年間使用料   10,000円
4 貸出期間は最大1年間までとし、受講生は、鳳笙の調律・補修を十分に行ってから鳳笙科担 当講師に返却しなければならない。返却の際、講師は正しく調律されているかを点検し、異 常がある場合、再度、調律または補修の指示をする。この場合講師に調律または補修の依頼 をすることも出来るがその費用を担当理事に支払わなければならず、修理不可能な場合には 、同等楽器新規購入代金全額を担当理事に支払わなければならない。
5 保証金は、鳳笙の返却とともに返金する。ただし、返却の際、調律・補修がなされておらず 、鳳笙科担当講師自ら調律・補修をした場合は、保証金から調律・補修相当額(修理不可能 な場合には同等楽器新規購入代金)を差し引き、残金があれば受領書と引き換えに返金する。

第19条(予定変更等の連絡)
講義予定の変更、その他連絡事項等の練習生への連絡は所定の場所への掲示で行う。

第20条(休講)
次の場合は休講とする。
(1)気象上または天災等の事由により、大阪市内に警報が発令されている場合で、午後4時まで に解除されないとき。
(2)大手私鉄、JR、地下鉄または市バスのうち、いずれか1つに該当する交通機関の職員によ りストライキが行われている場合で、午後4時まで継続しているとき。
(3)雅亮会の行事等により会場が使用できなくなった場合

第21条(休学)
1 休学を希望する受講者は、休学願いを所長に提出し、許可を受けなければならない。
2 休学を許可される者は、病気などの理由により、引き続き3ヶ月以上にわたり受講する見込み がないと認められた者とする。ただし、すでに出席すべき日数の半数以上の欠席がある場合は 、休学は許可されない。
3 休学の期間は、年度内のみとする。
4 出席簿では休学は欠席と同じ扱いとし、休学中であっても休学年度分の受講料、公演会協力会 費は納入しなければならない。ただし、休学翌年度に受講すべき初級1または初級2クラスが 開講されない場合における当該休学翌年度分の受講料、講演会協力会費はその限りではない。

第22条(忌引・伝染病・天災などの理由による欠席の取り扱い)
忌引・伝染病・天災などの理由による欠席の取り扱いは次の通りとする。
(1)出席簿上、出席すべき講義日数からその日数を差し引き、出席日数にも、欠席日数にも数え ないこととする。また出席簿には、本練習所担当理事が忌引・伝染病・天災等その原因を明 記する。
(2)忌引扱いの日数は、第3親等までとして1週間とする。
(3)伝染病扱いの日数は、3ヶ月以内とする。治癒したことを証明するためには、医師の診断書 を必要とする。3ヶ月を経過しても治癒しない場合は、原則として所定の手続きを経て休学 扱いとする。その判断は担当講師と相談して所長が行う。
(4)天災扱いの日数は、その状況により所長が判断するものとする。
(5)受講生の居住地において気象庁により警報が発令されている場合、または受講生の居住地に おける大手私鉄、JR、地下鉄または市バスのうち、いずれか1つに該当する交通機関の職 員によりストライキが行われている場合には、(1)と同様の扱いとする。この場合、当該 受講生は、後日すみやかに担当講師に届け出なければならない。

第23条(雅亮会への入会)
1 本練習所の受講生が雅亮会へ入会するためには、以下の要件すべてを満たさなければならな い。
(1)本科上級を修了(修了見込を含む)していること
(2)講師会による推薦
(3)本練習所主催の一次審査、雅亮会主催の二次審査にいずれも合格したこと
(4)理事会における承認を得たこと
2 前項3号の場合、1日目に一次審査、2日目に二次審査をそれぞれ行う。一次審査では、各 管に設置された本練習所講師により若干名の合格者を選出し、二次審査では、雅亮会講師全 員により、一次審査合格者に対し、1人あたり10分程度の審査が行われる。一次審査及び 二次審査の具体的な合格者数は、毎年、理事会で決定するものとする。
3 一次審査、二次審査の審査決定に対しては、不服を申し立てることはできない。また、理事 会における承認の有無は最終的なものであり、不服を申し立てることはできない

第24条(処分及び除名)
1 所長は、受講生が次の各号に該当するときは、その受講生に対し、説諭、戒告(本練習所の 公式行事への参加禁止を伴う)の処分をすることができる。
(1) 本練習所の内規に違反した場合
(2) 本練習所受講生として相応しくない言動があった場合
(3) 本練習所の名誉を傷つけ、又はその目的に違反する行為があった場合。
(4) その他本練習所との信頼関係が破壊されたと判断された場合
2 所長は、受講生が次の各号に該当するときは、本練習所担当理事による合議の結果を踏まえ これを除名することができる。
(1) 長期間無届で欠席した場合
(2) 諸費の納入を滞納した場合
(3) 前項の各号に該当する場合で、違反の程度が重大である場合
3 前2項で定める処分をしたときは、所長は理事会に報告を行うものとする。

第25条(変更届)
本練習所に届け出た事項に変更がある場合は、速やかに書面をもって所長に届け出なけれ ばならない。

第26条(実施日)
本内規は、平成22年4月1日より実施する。